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ヤフーショッピングの戦略

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11月24日ヤフーとサイバー大学が、eコマースやインターネット広告を活用できるIT人材の育成を目的として教育プログラムを発表しました。
都内の専門学校に試験的に導入して、2016年度からの本格展開を目指しているようです。


《主なプログラム内容》
・eコマース、「Yahoo!ショッピング」に関する基礎知識
・「Yahoo!ショッピング」でのページ作成、カスタマイズ
・ストア運営の心構えや注文フロー
・注文後の対応と分析・改善方法
・インターネット広告を含む集客方法
・実際に運営しているストアへの短期インターン
・成果発表


楽天では、ECサイトの運営者を対象に楽天大学という形で講座を開催していますが、ヤフーではこれまでサポートされていなかったため、ようやくといった感じですね。

ただし、「商品撮影講座」のような、実務ですぐに使える実践的なプログラムが豊富にあるかどうかは、まだ分かりませんので、その点は期待したいところですね。

現在のヤフーのストア数は2015年9月末データで19万数→34万数と前年同月比で80%も増加しています。
楽天市場の4万2千数と比較すると圧倒的に数が多く、ヤフー側でECサイト運営者をサポートしていかなければ、一定のストア品質が保てない状態かと思われます。

 

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(出典:ヤフー株式会社決算資料2015年度)

 

ヤフーの戦略は上図のように2013年10月にストア数増加の戦略をとったことで店舗数が増え、競争増加で乱立しているため、質の改善と売り場の魅力増加を行うために、一つの方法として、今回のヤフーとサイバー大学のプログラムが開始された可能性があります。


優れたEC店長さんがいないと、購買率の向上に結び付かず、購入者数増加への導線が弱くなってしまいます。
購入者数が増えると、取扱高が増加しますので、ヤフーにとっては、売上手数料の増加と広告料金の増加を見込むことができます。



最近のヤフーは、ポイントプログラムにも積極的ですので、今後はヤフーショッピングからも目が離せませんね。

多くのECサイト運営者様は、無料のヤフーショッピングに出店していると思いますが、出店で終わらず早めにECサイトの改善を始めておくのが良いかと思われます。


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